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2016/09/20 23:32

         
成分に含まれる朝鮮人参とは?
朝鮮人参は以下のような効果があると言われております。
病中や病後の体力回復、滋養強壮、体質改善、疲労回復、スタミナ補給、血糖値を下げる事による糖尿病改善、認知症による記憶力低下の予防、生活習慣病の予防や改善、血行促進、冷え性体質の改善、更年期障害の改善、性機能(勃起障害)の回復、不妊、抗ガンなどです。
学名はpanaxといい、万能薬という意味があり、朝鮮人参が持つ多くの効能を意味しています。
朝鮮人参(英語名:Chinese Ginseng, Korean Ginseng 学名:Panax ginseng C.A Meyer) は中国から朝鮮半島を原産とするウコギ科植物の根を乾燥させたものです。
乾燥方法の違いによって「紅参」と「白参」と呼ばれるものがあり、白参は4年物、紅参は6年物の朝鮮人参から作られます。
どちらかというと紅参の方が貴重なものとなります。
朝鮮人参は、別名オタネニンジンと呼ばれ中国では古来から不老長寿の漢方薬として利用されてきました。
またドイツでも、疲労回復や病後の回復に朝鮮人参の使用が承認されているそうです。
多くの効果があると言われている朝鮮人参ですが、副作用や禁忌があるので使用時には正しい知識が必要となります。
朝鮮人参の成分は主にサポニン配糖体の一種であるジンセノイドです。
ジンセノイドは、Rb1やRg1など約30種類の有効成分からできています。
朝鮮人参が持つ多くの健康効果はジンセノイドの複数の有効成分が相乗的に効果を発揮した結果と言われております。
その他朝鮮人参にはビタミンやミネラル、アミノ酸、ペプチドグルカン等が含まれているそうです。
朝鮮人参のジンセノイドの働きはとても複雑です。
代表的なRb1は中枢神経を抑制し血圧を低下させるような働きをし、Rg1は中枢神経を刺激し血圧を上昇させ血流を促進するという真逆の働きをするそうです。
Rb1にはその他にもNK細胞(NK細胞はウイルス感染や細胞の悪性化等によって体内に異常な細胞が発生した場合に、即それらを攻撃する初期防衛機構として働く細胞です。)を活性化させ免疫力を高める効果やエストロゲン作用、血小板凝集抑制作用などがあります。
朝鮮人参の効果はジンセノイドによるところが大きいと言われていますが、その働きや仕組みについての詳細はまだ完全に解明されていません。